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MALDIVES紀行

1 :クランツ:01/11/19 13:33
…超・個人的な9日間を密やかに、、

2 :クランツ:01/11/19 17:34
モルディブ共和国。
スリランカの南西675kmの洋上に浮かぶ1198の島々。
そのひとつ、クダフラ島へ向けて11月10日、旅立つ。

12時、成田発SQ997便にてシンガポールへ。
同日18時半(−1)、チャンギ空港着。
DFSを一時間ほどロケハンし、指定ゲートへ向かうと
いつの間にか変更に(E1→F37)。英語の耳慣れない
出発初日、アナウンスが耳に入っていないと思われ。
20時35分、SQ452便にてチャンギ空港発。
23時(−3)、モルジブ・フルレ国際空港着。
暗闇の中をスピードボートで出発、洋上は漆黒の闇である。
デッキ上の運転席横の座席で、たっぷり潮風を浴びる。
30分後、FOUR SEASONS RESORT AT KUDA HURAA着。
桟橋を歩くにつれ、濃密な甘い香りに覆われる。
マンゴー風味のウェルカムドリンクを味わいつつチェック・イン。
水上コテージ、405号室が我々の住処。期間限定だが。

……広い。素足で床を歩くここちよさ。
プライベート・デッキへ出ると、ライト・アップされた水中に
数匹の魚が浮かんでいた。後は闇。スコールがあったようで、
湿気のたちこめる感じが肌に伝わる。
ひと息着いたところで荷解き。
27時過ぎ、就寝。

3 :クランツ:01/11/19 18:25
2日目(雨のち曇)
7時起床。ぼんやりとした曇り空、
時折り雨交じりの強風が吹き付ける。
コテージ近くの「リーフ・クラブ」へ向かうも、
強風のため断念。8時半、ルーム・サービスの朝食。

・オレ…オレンジジュース、マフィン、3eggsのオムレツ
・妻……ウォーターメロンジュース、クロワッサン、ホワイトオムレツ

上記メニューの締めにカフェラテ。
食後、週間スケジュールと本日の行動予定を熟考。
今日は日曜日、天気の都合で日中はのんびりすることに決定。

部屋の設備。出発前、日本で編集して持参した4枚のCDを
フィリップスのコンポがなかなか読み込まない。
自宅で動作確認済みなんだけどなぁ…と思いつつ、
数回トライしていると、5〜7曲づつなら再生されるようになった。
別に特別なコトをしたわけではないので、やはり機嫌の問題か。
もうひとつ。モルディブでは真水が貴重な資源…のせいかは
わからないけれど、トイレの水の流し方に少々コツが必要。
そうしてささやかなモンダイを解決しつつ、カラダは徐々に南の島モードに。

読書に飽きると、レセプション脇のリゾートショップへ。
妻が絵葉書とパレオを購入。
帰り道すがら、リーフ・クラブで昼食。
・オレ…ソーセージ・ピッツァ
・妻……ピッツァ・マルガリータ

まだ午後1時過ぎ。
外は曇り、時折り薄日が射している。

4 :クランツ:01/11/19 20:08
2日目 続き

14時過ぎ、島内を散歩。
海の色は曇り空を受けた淡いブルー。
クダフラ島は東西に白いビーチが広がっている。
西側はそのほとんどがビーチで、ビーチ・チェアの数も多い。
東側は水上コテージへ向かう桟橋のほとりに
小さなプライベート・ビーチがひとつと、
その奥、若干の岩場を挟んでプールの手前までビーチが広がる。

東京では考えられないゆったりとした速度で砂浜を踏みしめ歩く。

コテージへ戻り、CDを聴きながら再び読書。窓は全開。
曲が途切れても波の音はいつまでも続き、深い眠りに落ちてゆく。

二人目覚めたのは19時。シャワーを浴び、身支度を整えて
予約を入れた「バラーバル・レストラン」で夕食。
日曜の夜は”マハラジャ・ナイト”と称してインド料理のコースが供される。
入り口横のベンチでカレー味のドリンクとスナックを味わう。
メニューは…
・前菜(カレー風味マッシュポテト)
・カレー風味スープ
・メイン…グリルドチキン(オレ)、グリルドツナ(妻)
 ※プラス4種類のカレーとナン
・デザート(パイナップルをキャラメルアイスクリームで包んだもの)

量が多い、とても。昼食にピッツァを一枚ずつ平らげたコトが悔やまれる。
しかし、最後のデザートの美味さには驚いた。
全く思いもよらない組み合わせで奏でられる複雑系の美味である。
ココナッツ・パウダーを混ぜて食すと、さらに格別である。

さんざん食べた後で、妻の提案により明日から
「食事は朝食兼の昼食と夕食。途中空腹の場合はアフタヌーン・ティ」とする。
オレも全く同意である。夕食が量に加え2時間近くとスロー・フードのため、
日常体感しているジブンの許容量の手前で満腹感を感じてしまうから。

まさに何もしない一日が終わり、広いベッドにもぐりこむ。
明日の晴天を願いつつ、24時過ぎに就寝。

5 :クランツ:01/11/19 21:51
3日目(晴)
8時起床。窓を開けると抜けるような青空、眩しい陽射し。
シャワーを浴び、9時に「リーフ・クラブ」で朝食。
バイキングで、メインの料理を選ぶスタイル。
オレはスペイン風オムレツ、妻はスクランブル・エッグの
フレンチ・トースト乗せをチョイス。昼食兼なのでしっかり食す。

食後はデジカメ持参で散歩。砂は目に痛いほど白く、海はカクテル色。
すれ違う人々と交わす「Good Morning」の挨拶も心地良い。
桟橋横のウォーター・スポーツ・センターまで足を伸ばし、
シュノーケリングセットをレンタル。さっそくコテージに戻り、海へ。

ラグーンでは、場所を選べば多くの魚を見ることができた。
点在する珊瑚の側に生息する彼/彼女らを眺めるのは楽しい。

1時間ほどシュノーケリングを楽しんだ後に
オレはデッキでカラダを焼きながら、妻は日陰でそれぞれ読書。
今回持参した本、オレはH.Dウィングフィールドの『夜のフロスト』と
京極夏彦『今昔続百鬼−雲』。長編である。
妻はパール・バックの『大地』を4冊。大作である。

14時より本日のイベント、首都マーレ観光の準備開始。

6 :クランツ:01/11/19 23:01
3日目 続き
15時半、スピードボートはマーレに向け出発。
参加者はワレワレ含む日本人夫婦二組、欧米人夫婦一組。

桟橋を離れたトコロで、滞在する水上コテージ群の先端より
数十メートル先に美しい砂州を発見。明日のシュノーケリングの目的地とする。
到着日に闇に包まれていた洋上は、太陽の下で深い青の世界。
途中、ボートがスピードを緩める。外から飛び込んできたクルーが
窓の外を指差し、英語で何やら叫んでいる。

「Dolphin!」

遠くで海上を舞う姿を眺められる僥倖に恵まれつつ、
16時にマーレ到着。いやはや、客引きの多いコト。。
もう断るのにも疲れ、到着日にフルレ空港で見かけたガイドさんに案内を願う。
モスク、公園、アメ横風市場、魚市場、野菜市場、大統領官邸。
しかし何よりの見モノは……人、人、人の多さである。

首都のあるマーレ島、資料を紐解くと1.7平方キロの面積に
人口が7万4500人とのこと。数字は事前に知ってはいたけど、
体感的にこれほどまでとは!会社のある六本木、それも金曜の夜を思い出した。

それはともかく。
途中のアメ横風市場でカレー風味の煎餅と、ココナッツをはちみつで固めた
お菓子を購入。他にも新聞で葉をくるんだモルディブタバコをテイスティング、
購入を迷ったが、オレがくわえるその姿はどう見ても…大麻そのものなのでヤメ。
あとはいわゆる会社への土産物を大量に購入。
オレの会社は個人事業者の寄り合い風スタイルなので土産物も少なくて済むが、
妻は役所系総務課的業務に携わる身、そういう気配りは避けて通れず。
Tシャツ、紅茶。自宅用にお香、アルバム、ダイバー向け日本語ガイドブック等。
帰りの道すがら、ジュエリー・ショップに立ち寄る。
妻、ホワイト・ゴールドのサファイヤ入りピアスを大盤振る舞いで購入。
カードの手続きが長引いて、出発時間に10分チコク。反省してます、、

19時半に部屋へ戻り、20時半に「カフェ・フラ」で夕食。
シャンパンを開け、前菜にカルパッチョとシーザーサラダをシェアし、
スープはパンプキンスープ。メインはオレがフィッシュ&チップス、
妻はラヴィオリ。デザートに妻がパイナップル・シャーベットである。

…食後、オレのみ胃痛に襲われる。急激に日焼けしたトコロに酒を飲み、
脂っこい食事ときたら、どこかにガタがくるのも当然か。
まあ一種の南国リゾートにおける通過儀礼のようなものと考え、22時半に就寝。

7 :クランツ:01/11/20 01:25
4日目(晴)
昨晩が早めの就寝だったせいか、朝4時に目覚める。
部屋の隅のソファで妻が眠っている。オレが眠った後も
読書をし、どうやら中で気絶した模様。
せっかくこんな時間に目が覚めたのだから、と
部屋の灯を消してデッキに出てみたところ…

圧巻の星空にしばし絶句、すぐに妻を叩き起こして天体観測。
時間が時間なのでリゾート内は静まりかえり、目前に広がる海は黒一色。
オリオン座の枠内にもあんなに星があったのか!というレヴェルで楽しめる。
…というか、オリオン座が3倍くらい大きく見えるのだ。空が明らかに近い。
美しさと同時に微かな恐怖すら感じた10分間。流れ星も3〜4個確認。

部屋へ戻り、妻はベッドで眠る。オレはソファで読書。
6時45分、朝焼けをカメラに収めるまで起きていた。若干、水平線に雲多し。

少しベッドで眠り、8時半起床。今日も晴天である。
9時に「カフェ・フラ」でバイキングの朝食。
オレも妻もカレーをメインに。付け合せに使うのかよくわからなかったが
細かく砕いたツナに玉葱のみじん切りと香辛料が混ざったモノがあり、
非常に美味しくいただく。

10時半、昨日チェックした砂州へ向けシュノーケリング開始。
ホントはコテージの前の海を横切って向かうと近いのだが
他の部屋の中が海からは丸見えなので、いったんコテージから
遠ざかったのちに南へと向かう。途中、407号室から東へ6,70m先に
大量の魚が泳ぐスポットを発見。シマハギやらムラサキモンガラやら
サヨリやらスズメダイやらバタフライフィッシュやら。
数こそ少ないものの、赤や青の珊瑚もちらほら見えた。

40分後、目指す砂州へ到着。いやあ、フォトジェニック。
真っ白な砂も手にとって見れば青やピンクの粒が混じっていて
無限に近い時間、珊瑚の死骸が堆積したモノであるコトを実感。
水際も笑ってしまうほど澄んだ水色で、地平線のブルーと美しいコントラスト。
地続きの小さな小島に向かうと、テーブルに椅子が一組。
どうやらプライベート・ディナーをセッティングする場所のようだ。
カメラであちこち撮影し、海に浮かんで遊ぶ。
コテージへの帰り道も魚を眺めていたので、
部屋へ戻ると二時間が経過していた。

8 :クランツ:01/11/20 01:53
4日目 続き
程よく疲れたカラダを陽に焼きながら横たえていると、
いままでグリップしていたジブンが解けていくよう。
音楽を聴きながら読書をし、時おりまどろむ。

15時過ぎ、アイランド・スパへ小船で出発。
妻はインディアン・ハーバル・マッサージ、
オレはアロマオイル・マッサージをセレクト。
妻のリクエストにオレが相乗りした格好だが、これは文句なしに極上だった。
妻と二人、洋上の個室を借り切って行うモノだが、
ヒーリング系のBGMに波の音、そして立ち込めるオイルの芳醇な香りに
マッサージ師の、それだけで生きているかの如き指先。
60分後、シャワーを浴びた二人「ホヘ〜」と気抜けして呆然。再訪を誓う。
部屋へ戻ってたっぷり昼寝をすると、カラダが軽い軽い。

20時、「リーフ・クラブ」で夕食。
前菜に海老、アスパラ、白いんげんのクリームパスタをシェア。
トマトとバジルのスープ。メインディッシュは、

・オレ…本日のステーキ、ガーリックマッシュポテト添え
・妻……カジキマグロのグリル、マッシュポテトといんげん添え

以上をコーヒーで締めて終了。
部屋に戻り、妻はショップで購入した絵葉書で実母、義母に手紙を書く。
そんな後姿をぼぉっと眺めているうち、激しく睡魔に襲われる。
あんなに昼寝したにもかかわらず。東京ではやや不眠症ぎみであったことも忘れ。

24時就寝。

9 :クランツ:01/11/20 23:33
5日目(晴時々曇)
少々遅めの10時起床。
朝食兼昼食を12時半にルーム・サービスでオーダー。
シーザーサラダをシェアして、ドリンクはアイスティー。
メインは…

・オレ…ナシゴレン+カシューナッツ&セサミのアイスクリーム
・妻……クラブサンドウィッチ+ココナッツ・シャーベット

こんな感じ。
この頃から、食事後のひとときなど空き時間に
テレビのスイッチを入れるようになる。
お気に入りは15chのSAHARA TVと16chのTVM(たぶんテレビ・モルディブの略)。
15chの音楽番組はどれもムトゥ系で踊りまくりだし、
大昔のベープ・リキッドのCMで志村けんが登場するはで楽しかった。
16chでは、バレーボールのモルディブ選手権(想像)や建国記念日の
ナントカ褒章授賞式(想像)中継、それにモルディブニュースを見た。
しかしなんといっても現地企業のCMが楽しい。緑のある風景はかならず
ワレワレが訊ねたマーレの公園だし、長身のマイケル・ジャクソン風
兄ちゃんとモルディブ版中山エミリ風おネエ様はいろんなCMに出ていたし、
もう狭い狭〜いハナシにならざるを得ないというか。

ソレはさておき。妻と協議のうえ、午後はプールへ足を運ぶことに。
ガイド・ブックでフォーシーズンズといえば必ず紹介されているアレである。
14時、海をプール越しに眺めるチェアを確保。外人客の姿が多い。
チェアに横たわるとすぐ、ウェイターが冷たいタオル・アイスウォーター・
ウォータースプレーの三点セットを運んで来た。
妻は苺ミルクシェイク風ドリンクをオーダーして文庫本を開き、
オレはポータブルCDプレイヤーで音楽鑑賞、懐かしき大瀧詠一がハマる景色。
ひと息ついたトコロでプールに入る。浮かんだり泳いだりしてみたが、
どうもホンモノの海を前にしているせいか(ソコが売りなのだが)
ダイナミズムに欠ける感は否めない。そこでワレワレがプールの中で出した結論。

「口直しにシュノーケリングに行きますか」…

10 :クランツ:01/11/21 00:36
5日目 続き
…15時半、コテージに戻りホンモノの海へ入る。が、
引き潮でお話しにならない。浅瀬でオレの膝程度の深さである。
あっさり予定変更、デッキで17時まで昼寝。

18時過ぎ、「リーフ・クラブ」へ向かう。
暮れ始めの景色を眺めてノン・アルコールのカクテルを味わっていると、
突然の鐘の音。

「crab race time〜!」

名物、蟹レースである。といっても客はオレと妻のみ、
バーテンとウェイターの四人でささやかに開始。
1〜8の番号をひとつ選ぶ。妻→8番、オレ→3番。
バーテンのアニキ→5番、ウェイター→1番。
ツボの中にゼッケンを書かれたヤドカリが8匹、
ここでジブンの選んだヤドカリとご対面である。5番が異常にデカい。
地面に◎印が描かれ、内側の○内に4匹が放たれたらスタート。
外周を最初に越えたモノが勝利者となる。
一回戦。1、3、8番がいい勝負。しかし途中から3番が猛スパート。
5番は一歩も動かず。3番の圧勝。
二回戦。やる気のあるのは3番だけ。5番は寝てる。それでいいのか、5番。
3番勝つ。今年の有馬記念は大勝負だな…と、モルディブへ来てはじめて
世俗にまみれた考えが一瞬アタマをかすめる。
勝者のドリンクはフリーということで、ついでに妻の分もフリーに。

続いては魚の餌付けである。
魚の余った切り身を海へばんばん放り投げて行く。
しかし魚は一向に姿を見せず。餌付け係の兄ちゃんの口調が
「ヤツらは昨日から日本に行ってるみたいだからな」とか
「フランスで昼飯食べちゃったから、まだ満腹なんだよきっと」などという
余裕のジョークから「っかしいなー、3日前はたくさん来たんだぜ」みたいに
微妙に変化してゆくのが微笑ましい。そのうちウツボが顔を現す。
餌付け係の兄ちゃんは「sea snake!」と叫んだが、もちろんワレワレは
にっこり微笑んで「oh!」と喜ぶ。
誰がウツボを英訳できようか…(正解はmoray。ふーん、、)

そののち、雲に隠れずに沈み行く巨大な夕日を目撃。カメラに収める。

19時、「バラーバル・レストラン」で夕食。
・前菜…モルディブ風フィッシュ・ケーキ
・メイン…フィッシュ・カレー&ガーリック・ナン(オレ)
     ココナッツ風味の海老カレー&チャパティ(妻)
・デザート…チョコチップ・アイスクリーム(オレ)
      ココナッツ・アイスクリーム(妻)

ドリンクはアイス・ティー。
食後、お口直しにとウェイターが運んできたのは3種類の香辛料。
それぞれを少しずつ掌にのせ、よく噛んで呑み込めとのこと。
…はじめはその甘ったるくもカレーのような薬臭い複雑な香りに困ったが、
噛んでゆくうち驚くほど後味を残さず胃袋に収まった。
ウェイターは「胃にとてもいいんだ」と教えてくれたが、
その後確かにカレー臭い●ップが出る事はなかった。満腹なのに。
奥が深いぜ、インド数千年の奇跡!
でも驚いていたおかげでチップを忘れ、以後チップ管理は妻が行うコトに。

24時就寝。

11 :クランツ:01/11/21 01:22
6日目(晴時々曇)
何気に目覚めたのが朝の5時。日本なら二度寝は確実だが、
ストレスを感じる事のないこの地ではするりとベッドを抜け出せる。
で、7時前に妻を起こして朝焼け鑑賞。荘厳である。
その後再びまどろみ、起床は9時。

朝食は「カフェ・フラ」で。オレも妻も野菜入りオムレツを食す。
食後の散歩にリゾート・ショップへ。妻は部屋付きのものと同じ
お香立て、オレは白×黒のキャップと白のポロシャツを購入。

11時半、シュノーケリングでコテージ先の砂州を目指す。風やや強し。
そこは相変わらずの美しさで、明日の帰国を前にしっかりと目に焼き付けておく。
帰り道は妻の要望でさらに沖の方を迂回することに。
と、そこには我々が前回発見したスポットなどモンダイにならないくらい
珊瑚が密生おり、ラグーンで見ることのできる魚のほとんどが回遊していた。
圧巻である。もう夢中で右へ左へと旋回し続けたひととき。

2時間後、コテージで休憩。ふやけた手足を乾燥。

15時、アフタヌーン・ティーをルーム・サービスで。
疲れたカラダには甘いもの、ということで
ココナッツ・アイスクリーム、チョコレート・ムース、
ハニーデューメロン・ジュースをオーダー。

手足に軽いだるさを覚えつつ、確かに満たされた胃袋。
…とくれば、答えはひとつ。
15時半〜17時、昼寝。

12 :クランツ:01/11/21 01:50
6日目 続き
昼寝の後のシャワーは格別である。しかし改めてカラダを眺めてみると、
妻は日本から+マークのたくさんついた日焼け止めを
持参したにもかかわらず、シュノーケリング三昧で背中が小麦色である。
一方のオレ、神をも恐れぬ勢いでコパ・トーンの<こんがり焼きたい方へ>を
全身に塗りたくり、ヒマさえあればインド洋の陽射しに身を晒していたおかげで
見事な赤銅色、素が地黒なせいか、もはや従業員と区別がつかないほどに。

というワケで18時半、予約を入れておいたアイランド・スパへ再び。
妻は<日焼け後のお肌を沈静する>の謳い文句に惹かれアロエ&ラベンダーの
ボディ・ラップを、オレはお肌はどうでもいいのでバリニーズ・マッサージを
チョイス。桟橋でタイガー・ウッズ似の兄ちゃんに「お、君ら二度目じゃん!」と
声を掛けられつつ出発。気持ちいいモノは気持ちイイ、と。

今回のマッサージ、担当が男性だったせいか
「効いてる」感じがタマラナイ。
妻のボディ・ラップは、日焼けしている背中以外は
寒気を感じるくらい冷えた、とのこと。
60分の儀式を終え、温めのお湯で体を洗い流し、
明かりの灯りはじめた桟橋へ小舟で揺られつつ夕風にさらされていると
深い愉悦が全身のすみずみまで行き渡ってゆく。

コテージへの道すがら、妻がリゾート・ショップへ立ち寄りたいとのこと。
「気になる指輪が…」とか。値段を聞くとそう高いものでもないし、
ここはひとつプレゼントと太っ腹である。実はかくいうオレにも気になる
アイテムがひとつ。

話は昨晩に遡る…

13 :クランツ:01/11/21 23:39
(回想)

「バラーバル・レストラン」の夕食では、
二度ともオレの席からキッチンの中がよく見えた。
頭にターバンを巻いているのが料理長のようで、
丸太のような二の腕に意思の強そうな太い眉のゴツい男性。
2日目に訪れた時の料理長は細身で、例えは悪いが現在世界中の軍隊が
生け捕りにすべく躍起になっている男性に似ていたから、タイプは180度違う。
厨房の中には他に4人、うち二人は前回と同じメンバー。
いつもナンを焼いている口ひげを生やしたルイージ似の男性(推定40代)と
瞳がクリクリしていて愛嬌のある顔立ちの男性(推定20代前半)。

夕食中、一品一品を妻より早く食べ終えてしまうので
妻の咀嚼中は厨房の中をよく眺めていたのだが、
2日目と今日では厨房の中の空気が違うように感じられた。
今日のほうが空気がピリリと締まっている。
よくよく目を凝らしてその理由に気づいた。

今日のボスが仕事にキビシイのである。

部下が調理しているところへノッシノッシと歩いて行き、
「全然違う。こうだ…こう。お前、もういちど一から出直すか?」
みたいな感じでなにやら指導をするのだ。頻繁に。
その指導の熱血ぶりは離れていても伝わってくる。
こういう職場での関係性って万国共通だよな…と思いながら眺めていた。

さて、我々がデザートに手を付ける頃にはレストランの閉店時間も迫っていた。
厨房に目をやると、休憩中か夕食中なのか、ボスの姿が見当たらない。

と、瞳のクリクリしたクリ坊がボスのターバンをニヤニヤしながら手に取った。
それに気づいたルイージも、ニヤニヤしながらクリ坊に話しかけている。
クリ坊はルイージに、スタッフがコック帽がわりに被っている
フォー・シーズンズのロゴ入りキャップの上へ、そのターバンを乗せようとする。
笑いながら体を捩ってかわすルイージ。
そのとき、クリ坊は「いっきまーす」と言ったかどうかは別として
キャップの鍔をくぃと後ろへ廻し、自分の頭にターバンを乗せた。

見事に似合わねぇよぉ…クリ坊…

日本でもクラスにひとりは必ずいる絵に描いたお調子者である。
文化祭の時に意中の子に告白して振られたことあるだろ、君。

それは置いといて、クリ坊の鍔を「くぃ」と廻す姿は実にイカしていた。
この<いかにも感>は深くオレの胸に刻まれた…

14 :クランツ:01/11/22 00:24
6日目 続きの続き
…というワケで、リゾート・ショップでは
妻に指輪をプレゼントすると同時に、クリ坊が被っていたのと同じ
ロゴ入り黒×黒のキャップも自分用に購入。
当方三十路を超えてはいるが、年季の入ったアメカジ・フリークなので
日本に帰ったら鍔の微妙なカーヴにはコダワリたいところだ。

21時半、ルーム・サービスでディナー。

・前菜…マティ(牛・鳥・海老)
・スープ…オニオン・スープ
・メイン…カジキマグロのグリル(オレ)
     ナシマクレ(妻)

締めにアイスティーを。
満天の星空の下でディナーというのは始めて。
旅立ちは明日、悲しくはないけどうまく実感できないというのが正直な気分。

明日は晴れますように。
24時就寝。

15 :クランツ:01/11/22 01:20
7日目(晴)
9時起床。
雨の印象を最後に残したくなかったので
今日の晴天はうれしい限り。

10時、「リーフ・クラブ」で朝食。
妻お気に入りのスクランブル・エッグを二人でオーダー。
ヨーロッパのホテル・チェーンの卵料理はどうしてこう美味しいのだろうか…

食事中、一羽のアオサギが興味津々といった風情でオレに寄ってくる。
指をくるくる廻すと小首を傾げる姿は非常にカワイイ。

コテージに戻り、11時から一時間ほど昼寝。

12時過ぎ、シュノーケリング・セットを返却ついでに
西側のビーチ・チェアへ寝転ぶ。
オレはビター・レモンソーダ、妻はソーダ水を飲みつつぼんやり。
滞在初日からよく見かけた隣の白人老夫婦は、
クリームをたっぷり塗りこみ陽射しに体を晒している。
オレなどもうカラダに焼けるところなど残っていないというのに。

14時半、コテージのバスタブに湯を張り入浴。
バス・ジェルも「え!」という位にたっぷりと。
名残惜しみつつ最後の潮の香りを洗い流す。

15時半、ルーム・サービスでハイ・ティーを。
ココナッツロールケーキをシェアし、アイスティーとともにいただく。

ひと息ついたところでパッキングを開始。

16 :クランツ:01/11/22 02:08
7日目 続き
…出発前には2時間かかったパッキングも、
二度目となれば45分で終了。
午後の気だるい空気のなか、
この七日間で起こったコトやこれからのコトを妻と語り合う。

18時、チェック・アウト。カートに揺られてレセプションへ。
スピード・ボートの出発は21時、手始めにビーチを散歩する。
途中、滞在中に見慣れたトカゲやヤドカリ、浜辺を猛スピードで
走り抜ける白いカニなどと戯れる。

夕陽。シートで覆われたビーチ・チェアに腰を降ろして言葉少なに眺める。

19時前、「ノーチラス・ラウンジ」にて
支配人がホストのカクテル・パーティに参加。
親子ほど歳の離れた白人風男性とアジア風美少女の謎のカップルにも、
行きのスピード・ボートで一緒だった独り旅の華僑風美女にも、
(水上コテージにご宿泊!)そして我々日本人ハネムーナーにも、
皆にこの地の思い出が美しく刻まれるであろうことを思うと
ココロの底から愉快になってくる。

19時半、「カフェ・フラ」で夕食。
今日はシーフード&パスタと銘打ったバイキングがメイン。
妻は生牡蠣やペンネのボロネーゼ・ソースやら何やら。
オレはスパゲッティ・ボロネーゼをメインにあれこれ。

20時半に清算を済ませ、21時にいざ、マーレへ!
闇を切り裂きスピード・ボートは疾走する、
鼻につくオイルの匂いはこれからの都市生活を思い出させるのに必要十分。
21時半、マーレ着。
チェック・インの後はDFSでご挨拶用のオミヤゲを大量購入、
そんな中、妻は魚の形をしたマグネットを二個
そっとレジに差し出した。

23時。
SQ451便は静かに、
しかし確実にモルディブ・フルレ空港を離陸した。      (fin)

17 :クランツ:01/11/22 22:19
<持参CD収録曲>

「morning」
1.飛行少年/寺尾聰
2.Love's Theme/BARRY WHITE
3.Fat Tuesday's Theme/LUIZ BONFA
4.Djobi Djoba/GIPSY KINGS
5.You Got It/ROY ORBISON
6.It's Not Unusual/TOM JONES
7.Les Nouveaux Riches/10cc
8.It Ain't Over 'Till It's Over/LENNY KRAVITZ
9.Aquarela Do Brasil/JOAO GILBERTO
10.Quebra Mar(The Sea Wall)/LUIZ BONFA
11.Brazil/GEOFF MULDAUR
12.The Theme From Big Wave/山下達郎
13.Darli'n/山下達郎
14.Please Let Me Wonder/山下達郎
15.君は天然色/大瀧詠一
16.カナリア諸島にて/大瀧詠一
17.ペパーミント・ブルー/大瀧詠一

「afternoon」
1.Wave/ANTONIO CARLOS JOBIM
2.The Red Blouse/ANTONIO CARLOS JOBIM
3.Batidinha/ANTONIO CARLOS JOBIM
4.Triste/ANTONIO CARLOS JOBIM
5.Aguas de Marco/JOAO GILBERTO
6.Acapulco/JOAO GILBERTO
7.Brazil/ANTONIO CARLOS JOBIM
8.Izaura/JOAO GILBERTO
9.Beach Samba/WALTER WANDERLEY
10.Ela E Carioca/JOAO GILBERTO
11.Este Seu Olhar/ARTO LINDSAY
12.No Meu Sotaque/ARTO LINDSAY
13.Sichia/JOHN McLAUGHLIN,AL DI MEOLA,PACO DE LUCIA
14.Still Beautiful/CHRIS REA
15.All Summer Long/CHRIS REA
16.Valentine/NED DOHENY

「night」
1.Una Mas/ROY HARGROVE
2.Soul Mate/JIMMY CLIFF
3.Never,Never Gonna Give You Up/LISA STANSFIELD
4.Picture Of My Life/JAMIROQUAI
5.Mercy Mercy Me/MARVIN GAYE
6.Killing Me Softly With His Song/ROBERTA FLACK
7.The Girl From East 9th Street/PAUL DESMOND,JIM HALL
8.Moonlight Serenade/LISA ONO
9.O Astronauta/BADEN POWELL
10.Look To The Sky/ANTONIO CARLOS JOBIM
11.The Continental/ELIANE ELIAS
12.Moon And Sand/KENNY BURRELL
13.P'ra Machucar Meu Coracao/STAN GETZ,JOAO GILLBERTO
14.For Heaven's Sake/WES MONTGOMERY

18 :クランツ:01/11/22 22:39
<お役立ち品>

●ナイキ・アクアソック

…正しい商品名かはわからないが。4000円程度。
全体が黄色のメッシュで白のガム・ソール。
これ、普段履きにシュノーケリングに大活躍。
実はワレワレ、全くフィンを付けずにシュノーケリングをしていました。
遠出するのに、珊瑚を踏まずにガンガン歩いていけるし。
ラグーンは潮の流れも緩やかなので、これ履いて泳いでも充分進みました。
ビーチ・リゾート、或いはアイランド・リゾートへお出かけの方は
何はなくともご持参すべき一足。

●水に強い写ルンです

…1500円。シュノーケリング中、海パンのポケットには
時刻確認用のBABY-Gとコレを突っ込んでいました。
美しい砂州での撮影に大活躍。まあいわゆるレンズ付きフィルム的画像で
あることは確かです。水中で魚も撮ってみましたが、それなりに写っていました。

●コールマンのトート・バッグ

…数年前、懸賞で当たったモノ。あまりに巨大なので無用の長物と化して
いた。出発前の荷造り時に二人の荷物はスーツケース(大)ちょうど
一個分、「現地で増えるオミヤゲ分はどうしよう?」の悩みは
コイツの存在で一挙解決。行きはペタンコにツブしてケースの中敷として使用。

19 :クランツ:01/11/24 01:48
…旅の雑感。

モルディブは一島にひとつのリゾート、
ゆえにこの国を訪れる人々は皆、リゾート選びにアタマを悩ませる。
ワレワレもガイドブックからパンフレットからネットから、
入手できる情報には出来うる限り目を通してきた。

事前に我々の望んだ旅のスタイルは「読書・昼寝・シュノーケリング&スパ」。
6:4くらいで部屋で過ごす時間が多いのかな、という予測だったので
水上コテージの広さによりフォー・シーズンズが有力候補に。

ところでフォー・シーズンズが紹介されるときのキー・ワードは
水上コテージ、海の見えるプール、アイランド・スパ、複数のレストランである。
そう、<美しいビーチ>が欠けているのだ。
この点、リゾート選びの段階で妻に指摘したものである。
それを受けた妻の回答がふるっていた。
「ビーチの奇麗さって、空港からの遠さに比例する気がする。
すると、日本からのツアーではマーレ一泊が必須。初のモルディブである
私たちには、それって勿体無いように思えるの」。
…まさに仰るとおり。この説得力あるコメントがフォー・シーズンズ決定の理由。

で、実際のトコロ。

水上コテージ先の砂州は美しかったが、事前の懸案どおり本島のビーチには
一部「藻」が打ち寄せており、<ビーチ至上主義者>には不満だろうと感じた。
しかしそれとて気分を害するには至らない程度。
滞在中は<ストレス>とは何であったかすら忘れる時間を過ごすことができた。
ひとことで言えば、サービス&施設の総合力で勝負をかけたリゾートだと思う。
さらにその勝負にはみごと勝利を収めている、といえる。

滞在最終日、数十のチェック・リスト付きの「旅のご感想記念カード」を
渡された。このカード、ホテル側からすれば宝の山にちがいない。
アイランド・リゾートでは、何らかの理由でゲストが不満を感じて
その滞在に閉塞感を感じるようなことがあってはならないのだから、
情報収集を元にした徹底的な検証作業が行われているハズである。
そうした姿勢は清々しいし、舞台裏を想像させないスタッフの笑顔は
もっとすばらしいものと感じた。

帰国後、はや一週間。オレも妻も脱皮の最中である。
毎晩風呂上りにたっぷりと保湿クリームを擦り込むのだが、
一日のシゴトを終え、シャツを脱げばそこには…

再び夢のような日々の刻印が現れている、モルディブの環礁にも似て。

20 :クランツ:01/11/24 02:25
−番外編・シンガポールへお立ち寄り−

8日目(曇)
…フルレ空港を離陸してすぐ、熱帯の残り香に包まれてオレも妻も熟睡。
しかし一時間後、銀色のカートを連れたお姉さんに肩を叩かれて。
機内食、早過ぎ。メニューは、と聞くとにっこり笑って
「スパゲッティ・ボロネーゼ」。
……同じもの夕食に食べたよぉと思いつつ、
脊髄反射的に「いえすぷりぃず」と答えてしまった浅はかさ。
ホイルを外し、黙々とかきこむ。
食後に襲ってきた睡魔はホンモノ、まもなく気絶。

6時45分、チャンギ空港着。
機内持込み不可だった小型のアーミー・ナイフ(妻の)を受け取り入国。
同じツアーでシンガポール入国をセレクトしたのがオレたち夫婦ともう一組。
我々4人と現地ガイド、運転手を乗せ巨大な観光バスは一路市内へ。
もう一組の夫婦がデイ・ユーズするグッドウッド・パーク経由で
ワレワレ夫婦の宿泊するフォー・シーズンズ着。
まあ何はともあれベッドでの睡眠、ということで
目覚ましを10時にセットして眠る。

シンガポールでの目的はふたつ。
ひとつは都市生活の予行演習、もうひとつはショッピング。
我々夫婦、年に2〜3回の旅行を常としているので
ソコで使用できるトラベル・バッグが目当てである。

起床、11時。そそくさとシャワーを浴び、2Fの中華料理店へ。
旅行予定表を代理店から渡されるまで知らなかったのだが
どうやら昼食つきだったようで。飲茶のコースをいただく。

・木耳の中華風和え物
・ホタテのガーリックソテー
・椰子の実をくり抜き器にした海鮮スープ
・シメジと青菜と白身魚の炒め物
・白身魚を葉っぱで包み蒸したもの
・海老入りあんかけ焼きそば
・フルーツ盛り合わせ

妻は「飲茶=小龍包」のヒトなので
ソレ系メニューが無かったのを残念がっていたが、
味は薬膳風に優しくおいしかった。
シンガポール$両替前だったので、なんちゃって海外旅行者のごとく
財布に残る10米$をチップに。わぉ。

14時、いよいよ街へ。


21 :クランツ:01/11/24 03:38
8日目 続き
オレはシンガポールは初めて。妻は4回目。
ということで、妻の案内でオーチャード・ロードへ。
ホテルより徒歩3分、賑わってる賑わってる。
オレのお目当てはリモワのアタッシュ・ケース、
仕切りを取ってトラベル・バッグとして使うつもり。
SQの機内誌によると、高島屋内にショップがあるようなので
まずはお目当て品のない妻のリサーチにご同行。
フェラガモ、ヴィトン、エルメス、グッチ、コーチ、プラダ…etc。
オーチャード・ロードを片っ端から眺めまくり。
オレ、男性の割にはこういうショッピングを嫌いではない。

で、日本では見たコトないタイプのグッチのバッグに一目惚れした妻に先んじ
高島屋内のショップにてリモワのアタッシュを購入。
妻も、予定にはなかったコーチの真紅のウォレットをお買い上げ。
帰り際、一階の巨大なクリスマス・ツリーを見るも、ワレワレ夫婦の季節感は
無残にも打ち砕かれているので「ふーん」級のオドロキである。
ヒルトン内のグッチ・ショップで妻もめでたく待ち人を購入、
荷物を置きにホテルへ戻る。17時半。

チェック・インした時に「冷房効き過ぎ!」と思ったが、
いざ買い物を終え、大きい荷物を抱えて帰ってくるとジャストな体感温度。
こういう基準であったか、とナットク。
ここでひとつモンダイが。出発前より、お互いの母親のお土産に蘭の花を
シンガポールから送ろうと妻が提案していた…のはいいのだが、
そのショップ名と場所が妻の記憶から欠落していたようで。
困ったときのコンシェルジュ、はホテル住まいの鉄則である。
あっさり徒歩5分圏内にショップ発見。日本人オーナーとしばし雑談。

ここから地下鉄を使い、かのラッフルズ・ホテルへと向かう。
外装が一部改装中ではあったが、正面からの眺めは噂どおり。
中庭には日本人の団体さんの姿もチラホラ。
ハイ・ティーの時間ではないので、お互いの父親に
「ラッフルズ」刺繍入り長袖ポロシャツ&キャップを購入。
日曜日の部屋着にはぴったりと思われ。
続けて、お互いの母親とオレの妹にジム・トンプソンのポーチを購入。
すぐさま地下鉄でとんぼ返り。

22 :クランツ:01/11/24 03:40
8日目 続きの続き
事前に決めた買い物予算枠をぴったり使い切った妻に対し、
まだ半分にも満たないオレ。そこで普段使いのブリーフ・ケースも
見てみようかなぁ、とオープン・カフェでお茶をしながら作戦会議、
再び高島屋内のショップへ。このあたり、日本での生活にヒジョーに似ている。
現在愛用中のトゥミでいろいろ探すが、どうも気が乗らない。
やっぱ日本でグローブ・トロッターを買うからヤメ!…の決断が21時。
ホーカーズで晩飯の予定を変更し、デパ地下で夕食を調達することに。

高島屋地下はカウンターで作ってそのへんで食す系のフロアが超・充実。
オレたちも…と思ったが、閉店時間が近くて断念。
で、お惣菜をいろいろと購入後に部屋着。22時。

・牛角煮入りちまき(妻)、茹で落花生入りちまき(オレ)
・小龍包風餃子を各種
・生春巻き
・100%ココナッツ・ジュース

この夕食、小龍包風餃子にたっぷりかけられた怪しいソースのおかげで
ツライ思いを味わった。なぜ甘いんだ!売り子のおばちゃん、
英語が通じなかったし…といっても、このソースをヤメさせられたかは疑問。
まぁ見方を変えれば、かような思いこそ海外ならでは、というコトか。

食後にシャワーを浴び、最後のパッキング。
スーツケースをあけると、モルディブのビーチで拾った
箸置き用珊瑚は無事だったが、やや大ぶりの置物用珊瑚は一部破損が判明。残念。
しかし3度目ともなればパッキングも手馴れたものである。
オレのリモワのアタッシュにモルディブ・チョコレートと
父用シンガポール土産を詰め込み、コールマンの巨大トート・バッグへ放り込む。
妻のグッチには母・妹用土産を入れ、完了。

スーツケースの蓋を閉じると、やがてゆるやかな疲れが襲ってきた。

ぴしっと整えられたベッドに身体を滑り込ませて見る夢は
シンガポールの活気あふれる街並みか、
モルディブの青の世界か、果たして…            (了)

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